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なぜ任意保険が必要か?

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自動車を運転するにあたり、加入が義務つけられているのが自動車損害賠責保険です。
自賠責保険や強制保険ともいい、被害者保護の為の保険でしかも対人保険(相手への賠償)のみです。
傷害で120万円、後遺障害が程度により最高4000万円、死亡で3000万円と上限があります。

この金額で十分、不十分と人によって考え方は異なりますが、あくまでも対人賠償です。
対人賠償とはいえ、現代社会において十分な金額とは言えないのが実情です。


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では単純な計算をしてみましょう。

仮に年齢40歳、家族あり、年収500万円の方を被害者とした場合、 定年60歳としたら残り20年あるわけですから、1億円の逸失利益が発生した事になります。

実質は50代半ばから年齢低減等もあるので1億円まではいきませんが、あきらかに3000万円では不足です。

次に、被害者が重症の場合ですが、仮に90日入院したとしましょう。 1日当たりの入院費が1万円だったとしたら、その時点ですでに90万円です。

この被害者の突きの月収が20万円とした場合、90日で60万円の給与損害が発生しています。 合算するとすでに上限120万円を超えています。

さらに重度の方であれば後遺障害が発生し、生涯介助人が必要になれば1億超の賠償額になります。


相手が歩行者や自転車で、ほんのわずかな接触事故ならば自賠責保険範囲で収まるかもしれません。

しかし、相手が自動車であった場合はどうでしょう?

軽い事故ならば乗員の損害はほとんどありませんが、相手の車の損害は?
対物賠償なので、当然ながら自賠責保険からは出ません。

相手の車の損害がどんなに軽くても、逆にどんなに高額な損害でも実費で賠償となります。 また、交差点で出会頭の事故に遭い、衝突の勢いで第三者の車に衝突してしまった場合、 過失割合に応じて第三者損害分を賠償しないといけません。

第三者とは人や車だけではありません。
家、電柱、看板、店、街路樹、その他損害を被ったものはすべて第三者です。
相手が突っ込んできたから自分には非はないと思う時もあるでしょうが、 第三者へ損害が発生した場合はすべて共同不法行為となり、どちらにも賠償義務が課せられます。


任意保険の目的

これらの損害賠償で、不足分を補う事が目的で任意保険があります。

以前の任意保険の内容は、各損保会社ほぼ一列でしたが、 保険自由化により各損保独自の商品開発、販売がされています。

ただ、自賠責保険で不足した分はすべて任意保険で払われるわけではありません。 加入契約した内容に応じた金額しか払われません。

  • 対人賠償は必ず無制限で加入しましょう。
  • できれば対物賠償も無制限がお勧めです。

というのが、昨今の自動車は高額になっており、輸入車も増えています。

以前は対物賠償1000万円や3000万円等で加入してましたが、 フェラーリ等にぶつけて全損にしてしまったら3000万円じゃ足りません。


交通事故はいつ何時起こるか分からない

自分は大丈夫と思っていても、交通事故とは相手あるものです。

それも一瞬の出来事でとんでもない賠償額を請求され、支払い義務が発生します。

任意保険の保険料は掛捨てで、確かに保険料は高いです。 しかし生命保険と違い賠償保険とはそういうものです。 何もなければそれでいいのですが、何かあった時には非常に役に立ちますので、 今現在加入されてない方はよく検討して欲しいです。

加入済みの方は内容を見直して欲しいです。

しかしながら、車に乗っていながら自賠責保険に加入していない人は言語道断です。 自賠責保険はドライバーの義務ですので、必ず加入してください。 その上での任意保険となります。


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